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格安SIMだけじゃないぞ!最強のスマホ乗り換え術

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こんにちは、鉄人です。

“サブブランド”という言葉、ご存知ですか?
携帯大手の資本力をバック、サービスを展開する携帯事業者です。
代表例としては、ワイモバイルUQモバイルなどがそれにあたります。(ちなみに細かい話をすると、UQモバイルはMVNOですが、ワイモバイルはソフトバンク傘下の直営なのでMVNOではないようです。)

 

サービス価格は、格安SIMと呼ばれるMVNO事業者よりは高く、大手3キャリアよりは安い
サブブランドに関しては「結局高いし使う必要ないだろコレ!」と思ってましたが、よくよく調べるとかなりいい!笑
MVNOとうまく組み合わせて使うと最強の乗り換え戦略が立つ。

今回はこのサブブランドとMVNOのサービスの質や価格帯を比較し、格安SIMとサブブランドをうまく使った最強の乗り換え術を検証していきます!

 

【MVNOの弱点①】混雑時の通信速度

よく言われるのが信速度。
混雑する時間帯が特に速度低下が著しい。
具体的にはランチタイムピークの12時台や帰宅ラッシュの17時台に速度が低下すると言われています。とりわけランチタイムが著しい印象。

僕はmineoを使っていて、幸いにもmineoはかなり速度が出る方だということでネットの口コミなどでも良い評判ですが、場所によってはランチ時には使い物にならない場合も。
千葉の田舎で通信するよりも、東京都心部などの方が遅いなーと感じることが多いです、あくまで僕の肌感覚ですが。

mineo

特定の時間帯のみ通信速度が遅くなるので、そこに目をつぶれる人は格安SIMがオススメです。遅くなるといっても動画の再生が難しいくらいで、普通にネットサーフィンするぐらいならちょっと遅いかなーぐらいの感覚です。

 

【MVNOの弱点②】LINEのID検索機能が使えない

MVNOの2点目は弱いところは、ズバリLINEのID検索機能が使えないことです。
年齢認証をするためにはキャリアのHP(例えばMySoftBankなど)を介する必要があるのですが、MVNOはキャリアのページからの認証ができません。

そんな中、MVNOで唯一年齢認証が出来るのがLINEモバイルです。



ちなみに僕はLINE ID検索を使えないmineoを使っていますが、今のところ不便だと感じたことはないです。対面でLINE交換する場合はQRコードを使う、文字でやり取りするときは友達追加用のURLがあるからそれを送れば問題なし。

ちなみに、LINE@の全機能を使う人は年齢認証が済んだIDが必須なので、フリーランスの人がLINEモバイル一択になるのはここが決め手なのかなと。でも安心してください、ワイモバイルでも年齢認証ができます。最強の乗り換え戦略でお得に使っちゃいましょう。

 

【MVNOの弱点③】iPhoneをセット販売している事業者がほぼない

昔読んだことがありますが、日本はかなりiPhoneが売れる国です。

そのiPhoneを大手キャリアで購入すると、毎月の支払額に割賦金としてiPhoneの代金が乗っかっていました。つまり大手キャリアだとiPhoneを分割で払うことが出来たわけです。

ところがMVNOではiPhoneを扱っている事業者が少なく、機種変更をする場合の多くは自分でiPhoneを用意する必要があります。
型落ちのiPhoneでも一括で買うと5~6万円ぐらいかかる。
急に大きな出費はちょっと・・・と抵抗がある人がいるのが事実で、以外に行動に移すまでの障壁になったりする。

よって、以下のいずれかに当てはまる人にはMVNOをオススメしたい。(理由:高額な機種の一括購入がなくても大丈夫な可能性が高いから)

  • iPhoneを買い替えずに今の機種を使い続ける
  • そもそもiPhoneでなくても良い(格安スマホを購入)

 

【MVNOの強み①】圧倒的な安さ?

なんといってもこれにつきます。
それなりの質で、圧倒的な安さです。

ただし“通信費に限っては”です。

後述しますが、最近主流になってきている【10分間通話し放題】のオプションを追加し、機種代まで加味するとそこまで大きく変わりないです。

つまり乗り換えの段階で機種の買い替えも伴う人は、格安SIMより通信が安定しているサブブランドを選択するのが賢明だと言える。

 

【MVNOの強み②】2年縛りがない

サブブランドにも大手3社にもない強みです。
実際は1年間は違約金が発生する事業者が多いので、1年縛りはあるものとご理解ください。

この特性をうまく使えば最強の乗り換え術を実現することが出来ます。

 

サブブランドの強みは?

概ねMVNOの弱点を補完したイメージだとお考えください。

1つ目は、MVNOに比べて通信が安定している点。
毎月速度を測定しているサイトの検証結果を見ても、圧倒的に他のMVNOより安定しています。

 

2つ目は型落ちではあるが、iPhoneのセット販売をしている点。
iPhone6sやiPhoneSEのセット販売がある点。
機種代が一括で必要になる乗り換えよりも乗り換えへのハードルが下がります。

ちなみに自分で新品の機種を手配する場合ですが、多くの人はAmazonで手配することになろうかと思いますが、6sもSEも5万円以上しています。

 

3つ目はワイモバイル限定になりますが、LINEの年齢認証が出来るためID検索が使えます。(UQモバイルは年齢認証が使えない。)

 

4点目もワイモバイル限定になりますが、自宅のインターネットをソフトバンク光もしくはソフトバンクエアーに変えることでおうち割(スマホ1回戦につき500円~1000円の割引)が適用できる点です。
スマホ代が安くなって、さらにセット割が適用できるとなるという二重でうれしい特典がついている。

 

ということでサブブランドにするならワイモバイルが痒い所に手が届く感じで一歩リード、といったところ。

 

 

サブブランドの弱みは?

コチラについてもMVNOの強みの逆だとお考えください。

機種代が含まれるので、MVNOよりも高いです。(高く見えます。)
2年縛りがあります。

こんなところですね。

 

価格比較をしてみた

MVNOとサブブランドの料金を比較してみた。

 

比較条件

  • 自分で用意する機種代はAmazonで出品されている最安値を適用。
  • MVNOには「10分以内通話し放題(月880円)」のオプションを追加。


で、検証してみると、、、iPhone6sの32GBだとこんな感じ。ワイモバイルとUQでは最初の2年間は契約ギガ数が倍になるため、3GB契約で6GB使用できて、割安です。

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iPhoneSEだとこんな感じ。

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検証結果
端末代まで考慮すると、MVNOとサブブランドの価格には、そこまで大きな差はない。
ただし、MVNOの「10分(5分)以内の通話し放題」のオプションを外せば、MVNOの方がオトク。


これら踏まえて最強の乗り換え術

現状使っているスマホをあと1年以上は使いたい人に関しては、入り口はMVNOになる。
僕の感覚ですが、Androidは2年、iPhoneは3年は行ける印象。

例えば、
現在docomoのiPhoneを利用中の人であれば、こうすれば一括払いの機種代を生じさせずにに安くでスマホを持ち続けることができる。格安SIMへの乗り換えに対するハードルが一気に下がるわけだ。

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現状使っているスマホを変えて、かつキャリアを変えたい人の場合はサブブランドのワイモバイルから入って、②→①を繰り返すことになる。

うん、この乗り換え戦略は悪くないぞ。

 

 まとめ

最強の乗り換え術はこんなだ!!

  • 大手キャリアより安いし、LINE IDの年齢認証が可能。(LINEモバイルとワイモバイルを活用)
  • 機種代の一括支払いが発生しないので資金計画が立ちやすく、乗り換えのハードルが一気に下がる。
  • 最新機種を持ちたい人には向かない。

 

ぜひ、お試しあれ!!!

 

ほなほな