ファイナンシャルプランナーの鉄人です。
さて、「節約」という言葉を聞いてどんなことを連想しますか?
我慢!
(アプリ:The我慢より)
努力!
忍耐!
欲を制する理性!
中にはこんなイメージを持たれている人もいるでしょう。
とてもストイックでいいことだと思います。笑
上手に、かつ継続的に節約できるような考え方をお伝えします。
「節約=我慢」は間違い?
「今の生活を振り返って、節約できそうなものってなにがあると思いますか?」
お会いする人たちに必ず聞くことです。
以下のような答えをいただくことが多いです。
▼例えばお酒
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▼例えばたばこ
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▼例えば食事
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▼例えば家
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▼その他
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などなど
これら全てに共通していることがあります。
我慢!!!
これです。
みーんな、自分が我慢してお金を貯めようとします。
お酒・たばこを減らすという節約
この2つに限って言えば、継続できれば健康面でのメリットが期待できる、先進国では喫煙は社会的にアウトの流れになってきていることなどを踏まえると、節約を目的にお酒やたばこを控える試みは個人的にはめちゃくちゃ賛成です。
ただ、飲酒や喫煙のように、これまで習慣化されたこと我慢するというのはとてもハードルが高いと思います。
辞める理由を探している人や辞めたい意志を持っている人は是非、挑戦してみてください^^
食事や住居にかけるお金を減らす節約
この節約は絶対にオススメしません。
例えばですが、
- 食べるのが大好きなのに食事を我慢する。
- 家で映画を見たりゆっくりと過ごす時間が好きなのに家の質を妥協する。
- 家での自炊や家事が楽しいのに、家賃が厳しいから一口コンロの家に住む。
などがあるかと思います。
上記のように食事や住居にかけるお金を節約することは、人生の豊かさに影響してくる場合もあるからです。もちろん人によりますが。
忙しいサラリーマンの人も、食事は必須です。
また独身サラリーマンに多い「家に帰る目的は睡眠だけ」という方も、駅に近い家に住むのかそうでないのかで、睡眠に使える時間の量が変わってきます。
アクセスがいいところに住めば通勤時間も短縮され、満員電車で揉まれる時間も減り、それだけでストレス要因を取り除くことができますね。これも人生を豊かにするための一つだと思います。
そんなわけで、住居や食事を切り詰めるのは僕は賛成できません。
買い物を控える、ギャンブルを辞める、趣味を辞めることでの節約
最初にやる節約としては論外です!
好きでやっていることを節約を目的に辞めるなんてもったいないですね。
絶対にオススメしません。
好きなことは我慢せずに極力続けましょう!
ここで言いたいことはですね、、、
「節約=我慢」という考え方はやめましょう!
どうせ続かないです!
ってことです。
できることなら何も我慢せずに節約したいですよね。
順序としては我慢が伴う節約よりも、現状の見直しが先です!
固定費の見直しが最強!気づかないうちに節約!
毎月確実に払う固定費にはどんなものがあるでしょうか?
「節約の基本は固定費の見直しから」とも言われています。
住宅ローン、通信費、保険、光熱費、生活費、税金、年金など
たとえば携帯電話の通信費だと、大手3キャリア(A社、D社、S社)から格安SIMに乗り換えるだけで、平均して4000円以上安くなります。
乗り換えの時に少しだけ手間と時間がかかりますが、完了後はほったらかしです。
ほったらかしで、年間5万円(平均)以上の節約効果が見込めます。
ちなみに僕は、スマホの通信費を見直すだけで年間9万円ほどの節約効果がありました。
見直せる固定費の種類と削減幅は人によって様々ですが、固定費は一度見直して削減に成功すると毎月勝手に節約されます。
節約されているという実感を得られるのに時間がかかるかもしれませんが、確実に手元に残るお金が増えます^^
まとめ
- 「節約=我慢」は間違い!
- 固定費見直しで毎月勝手に節約!
- 我慢する前に、無駄を省くのが先!
自分が我慢するという発想から抜け出して、現状を見直し勝手に節約される方が格段に楽ですね^^
周囲の人の生活を豊かできるお手伝いが出来たらうれしいです。
ほなほな