こんにちは、ファイナンシャルプランナーの鉄人です。
スーパー低金利な時代ですね。
先日0%が発表された銀行もありましたし。
ってことで、今日は現金でしか資産を持ってない人に警笛を鳴らすべく記事を投下します。
最低限度の額は現金で持っておく必要があります。
かといって、自分の資産の全てを現金で持つという選択は、それはそれで問題です。
現金の特徴
まず最初に考えてもらいたいのが現金の特徴。
特徴1:機動力
一つ目の特徴は、いつでも手元に引き出せるってことです。
少なくとも現在の日本においてはATMで24時間、必要な時に現金を引き出すことができます。
引き合いに株式を出すと、持っている株を現金に換えようと思うと約定から4営業日かかります。
その他の金融資産にはない機動力が現金にはあります。
特徴2:元本保証
もう一つの特徴が元本保証です。
例えば、
銀行に100万円預けていて、次の年に勝手に80万円に減ることってあるでしょうか?
自ら引き出したりしない限り、ほったらかしにしておいて貯金額が減ることって無いですよね。
これが現金預金の特徴です。
引き合いに株式を出すと、株は買った時より安くなる可能性もありますし、高くなる可能性もありますね。放置している間に金融資産自体の金額が変動します。
「元本保証=安全・堅実」は大ウソ
上記の説明でいくと、
銀行預金って減らないからノーリスクやん!安全やん!
っていう勘違いが発生しかねないです。
確かに額面は減りません。
では、資産の価値はどうでしょうか??
例えば、、、
100万円を10年間銀行に預けるとしましょう。
その10年の間に、20円で売られていた駄菓子が30円に値上がりしたとしましょう。
▼今日時点
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▼10年後
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ここで考えて欲しいのは、駄菓子を買うという行為は同じなんです。
しかし、銀行に預けている100万円が発揮するパフォーマンスが下がっています。
10年間での駄菓子のパワーアップの度合い(物価上昇)と預金のパワーアップの度合い(金利)を比べると、駄菓子のパワーアップの方が大きい状況です。
簡単な説明ではありますが、今更人には聞けない「資産の目減り」ですね^^
資産の目減りを防ぐには、物価上昇率よりも金利がいい形にお金を置き換えて持てば解決です。
正直なところ、昨今の物価上昇率はそこまで高くないです。
とは言え、金利が低すぎるので銀行に必要以上のお金を預けておくメリットはないのかなーと。
株や投資信託の勉強をするもよし、不動産を持つも良し、利率のいい金融商品で積み立てるも良しです。
NISA口座を開設すれば年間120万円の利益までは非課税になります。
僕はアベノミクス初期の頃に株をやって、ちょっとお小遣い稼ぎをしました。w
が、しかし!
急に株価がガクーンと下がって、売るタイミングを逃してしまった株もあります。
僕は余裕資金でやっていたので配当金を受け取りつつまた上がるのを待っています。笑
最近株価が上がってきているので、売り時を探しているところですが、急に暴落したりがあるハイリスクハイリターンの投資は僕には向いていないなと思いました。笑
例えば、
株は配当金、不動産は家賃収入、金融商品は金利という形でお金を稼いできてくれます。
そしてなによりもアクションは早い方がいいです。
60歳から考え始めるよりも25歳から考え始めるほうが選択肢が増えます^^
そんな感じで、今更人に聞けない資産の目減りとマインドセットの第一歩のお話でしたー。
ほなほな