どーも、鉄人です。
ものすごーく、介護保険の改悪が進んでいます。
若い世代にはあまり馴染みがない介護保険ですが、ライフプランを立てる上でぜひ知っておいて欲しい。
と、いうのも今後は間違いなく利用者の負担が増えていくからです。
ってことで今日は介護保険のお話です。
自己負担額の上限が増額
なんとこの8月から変更になりました。
介護を受けた時の費用負担の割合は、基本的に1割(ないしは2割)です。
とはいえ、チリも積もればナントヤラ・・・ってやつで、中には高額になってしまう人がいるんですね。
そんな人でも、1ヶ月間の自己負担額の上限額が決まっているので、支払う額は決まってくるわけです。(この点に関しては高額療養費制度に似ている。)
同じ世帯に住民税の課税者がいる人を対象として、この上限額が増加になりました。
整理すると・・・住民税を課税されている人がいる世帯では、
これまで
自己負担の上限額が37,200円
今回の改正以降
自己負担の上限額が44,400円
軽微ではありますが利用者の負担増ですね。
ちなみに、、、
上記で「1割(ないしは2割)」と書いた負担率は2018年5月に上がる予定になっています。
これまで2割負担者だった人の中で3割負担になる人が出てきます。
なんてこったい。。。
さらに先の話でいうと、現在40歳が介護保険料の負担開始年齢ですがこれを20歳に引き下げるという議論もあります。
若い人はさらにお金がなくなります。
なんてこったい。。。
通称“和光モデル”がスタンダードに?
埼玉県の和光市というところをご存知でしょうか?
ここの介護保険は国のロールモデルと言われて注目を集めています。
10年以上前から全国的に要介護認定率が上昇しています。
高齢化社会に突入しているので自然な流れなような気もします。
しかし和光市は要介護認定率が右肩下がりなんです。ロールモデルと言われる所以はこれです。
和光市では、行政が介護プランをチェックし「介護予防」と「自立支援介護」という思想に重きを置いた支援をしているんだとか。
「和光モデル」と呼ばれるその施策は、簡単にいえば行政主導のケアプランのチェックにより、要支援・要介護度の改善を図るというもの。その「介護予防」と「自立支援介護」で、要支援者の4割が介護保険を“卒業”できたという。
(出典:週間ダイヤモンド 特集 制度改悪に備える 家族の介護)
来年の5月の改正では、国が定める水準を超える要介護度の改善が見られた自治体に対して国から報奨金が払われる仕組みに変わります。
国としては要介護者の増加に歯止めをかけたいという思惑があるのでしょう。
つまり、この和光モデルが全国的に流行っていく可能性がありますし、報奨金を目当てに介護認定の厳格化がはかられる可能性があるわけです。
ダイヤモンドの文中では、要介護者の自立を目指すことに注力しすぎると、生活の質の低下に繋がることを危惧して警笛を鳴らしています。
生活の質が上がるか下がるかは人それぞれですが、確実に言えることは要支援・要介護になったからといって、これまでのように支援金がしっかりもらえなくなりつつある。
そんな流れが出来はじめています。
介護や医療に備えてお金を用意しておくことももちろん大事ですが、それ以上に要支援・要介護にならないような生活を普段から習慣化してしっかりと体づくりをしていくことを意識することが重要。
介護や医療にお金を使わないに越したことはないです、上手に貯めたお金は健康な体で楽しいことのために使って欲しいなと思います。
ちなみに、週刊ダイヤモンドや東洋経済などをはじめとした経済誌は楽天マガジン(月額410円)で読み放題です。
雑誌1冊でも読めば元が取れると考えると相当コスパいい情報収集手段です。
今なら1ヶ月間の無料お試し登録ができるようです。
もちろん経済誌以外の雑誌もかなりあります、一度お試しあれ。
で、話を戻すと、、、
僕は体づくりは、パーソナルトレーナーの鈴木先生に相談しています。
最近はグイグイ筋トレ中。笑
過去にファスティングのサポートをしてもらった時の記事はコチラ
【結論】
お金よりも、まずは健康寿命を伸ばすことが大事!!
(もちろんお金も大事だよ。)
ほなほな